日常の何気ないアイテムを、コミュニケーションのきっかけや郷土愛を育むツールに変えるグッズの企画・制作を行っています。単なるデザイン雑貨ではなく、文化や言語の壁を越えて人と人が交わり、地域の歴史やアイデンティティを楽しく表明できる「交流インフラ」としてのものづくりに重きを置いています。これまでに、郷土知をテーマとしたシールやアパレル商品、多言語交流ツールなどを多数展開してきました。
ルーツと郷土愛を刺激し、会話を生む「あざシール」
沖永良部島にある42の集落(字)の名前(現在の名前と旧名)を千社札風にデザインし、それぞれの字の成り立ちや古い呼び名をまとめた解説書をセットにした耐水性のシールです。島内の施設にガシャポンも設置したところ、子どもから大人まで大反響。「自分の集落名の由来を初めて深く知った」「シールを見て『同じ集落ですね!』と声をかけられ、友達ができた」と、世代や立場を超えた交流を生んでいます。帰省客やルーツのある方や、島を発つ子どもたちへの贈り物にも。現在は、徳之島や与論島でも展開しています。島の形と名前の刺しゅうが胸元に入ったTシャツも展開しています。
言葉の壁をおもしろがりながら越える「COMIGRAM」
マンガ(イラスト)と多言語を組み合わせた独自のコミュニケーションツール『COMIGRAM(コミグラム)』。計263種のイラスト(言葉)があります。ベトナム語やインドネシア語などのアジア諸国の言語を中心に対応しており、Tシャツやエコバッグなどを展開しています。NPO団体において、ウクライナから避難した方の受け入れでも使われました。外国人住民を雇用する企業や地域の日本語教室でも活用されており、「プリントされたTシャツを着ていたら、実習生たちが笑顔で話しかけてくれるようになった」など、お互いに不安な人同士が、最初に言語の壁を超える越える体験を提供しています。